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maroom

茨城のすみっこで文房具にヒャッハー中。主に手帳、ノート、ボールペン、万年筆の使い方や改造について紹介しています。

【FP】手帳用の万年筆

まずはご挨拶をば

新年明けましておめでとうございます。

昨年はたくさんの閲覧、コメント、スターをありがとうございました。

今年も気ままに更新していきますので、どうぞよろしくお願いします。

 

手帳用の筆記具を万年筆にしてみる

トモエリバー(手帳用)の不思議

去年から引き続きで、今年もほぼ日手帳(avecとPlanner)を使っています。

ほぼ日手帳に使われているトモエリバー用紙(手帳用)はゲルインキのボールペンだとインクが乾きづらいので、去年はずーっと油性ボールペンを使っていました。

が、スケジュール用はともかく仕事用の方(業務日誌)がそこそこの筆記量になり、肩こりが悪化してきたので(まぁこれだけが原因じゃないんですが少しでも要因は減らしたいということで)、年明けから仕事でも万年筆を使うことに。

ここでトモエリバーの不思議な点なんですが、ゲルインキボールペンが結構な乾きづらさ(書いてすぐ閉じるとしっかり反対側のページにインクが裏移りする)なのにも関わらず、万年筆用のインクだと何故だか乾きが早いのです。

フローだくだくの中字で書いても、それと同じか若干細い筆記線のゲルインキボールペン(0.5あたり)よりよっぽど早く乾くのです。

さすがに油性ボールペンほどではありませんが、ゲルインキに比べると格段に早い。

ゲルインキボールペンを使っていた時は裏移りしないように、手帳を閉じる時に書いたページに吸水性の高いポストカード(画用紙のような、ツルツルしてない紙質のもの)を挟んでしのいでいましたが、万年筆だとその必要がないのです(テスト済み)。

多分、インクの質の違い(紙の繊維への浸透度とか表面に塗ってある塗料との相性とか)によるものかと思うんですが、どうなんだろう?

「趣味の文房具」のVol.35にトモエリバーの詳細は載っていましたが、そもそもの素養がないため見てもイマイチ分からず( º﹃º)~゜

染料インクだけでなく顔料インク(セーラーの青墨使用)でも乾きが早いので、とりあえず「万年筆のインクの方がシャバシャバしてるんだろうな~」と思っています(こなみかん)。

 

手帳用の万年筆を選ぶ

手帳に万年筆を用いるにあたり、外せない条件を書き出してみます。

  • 持ち歩きに耐えられる(手帳のペン差しに入れてバッグにINして持ち歩ける)
    ⇒飾り付きやお高い万年筆はNG(万が一にも壊したくない)
  • 細かい字が書ける
    ⇒国産万年筆のF(細字)またはEF(極細)、海外万年筆であればEF一択
     (海外メーカーの万年筆は国産より太めに作ってあることが多く、Fだと国産のM位になる)
  • キャップの開け閉めがしやすい
    ⇒ネジ式キャップはNG、嵌合式(パッチン式)またはキャップレス
  • ペンを立てて書くことを前提とする(デスクの筆記スペースを考慮)
  • 耐水性がある(雨に降られた時、多少手帳に水がかかってもにじまない)
    ⇒顔料インクまたは古典ブルーブラックを入れられる
     (染料ならPILOTのブルーブラックのみ可)

で、条件に合うものを選んでいくと、「鉄ペン(ステンレスニブ)」「国産Fまで」「安いやつ」という最後の一言が全てを物語っていることになるわけですが、実際の手持ちの候補としては、

  • PILOT キャップレスデシモ(18K/F)
  • PILOT ペン習字ペン(ステンレス/EF)
  • プラチナ プレピー02(ステンレス/EF)
  • セーラー ハイエースネオ(ステンレス/F)
  • LAMY Safari(ステンレス/EF)

この4本が該当。

キャップレスデシモは安くはありませんが、その名の通り「キャップレス」という最大の魅力により候補に選出です。

 

で、手帳用にもってこいとの呼び声も高く、最有力候補と思われたデシモさんですが、そもそも数年前に手帳用にしようと思って買ったはずのデシモさんですが、いかんせん「手帳には合わない」という事態に見舞われましたので、一瞬候補に上がりつつも即脱落して行きました。

他の金ペンにも言えることなんですが、やっぱり金ペンだもんで、字の強弱やインクの濃淡の出方が激しいんですよ。

それが万年筆の良さでもありますし、家で日記や散文を書くには趣があって私自身大好きなんですが、今回は目的が手帳、それも仕事に関する記録を付けるものなので、字の濃淡が視認性を妨げることになってしまいまして。

一言で言うなら「見づらくて邪魔」なんです。

パッと開いて、一見してサッと情報を確認するには、ボールペンや鉄ペンの「一定の文字の濃さ」が非常に重要なんだなーと、今回のお試しで分かりました。

 

で、残りの4本で書き比べてみました。

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 LAMY Safariがありませんが、こやつはフローが渋すぎて実用に耐えられなかったので事前に脱落しました(´ω`)

モンブラン旧BB(=ブルーブラック。以下BB)入れたらめっちゃかすれる…他のインクはかすれはしないけどめっちゃ字薄い…純正BBなのに薄い…見えぬ…見えぬのだ……(´ω::… .. .

そして残った国産3本。比較のためにボールペンも並べてみました。

以下はそれぞれの雑感。

プレピー02(定価300円+税)

ダントツの安さ。300円なのにしっかり万年筆。当たり外れがままある(写真参照)。BBの方はしっかり極細なのに赤の方は細字レベルの太さ。この辺はもう割り切るしかない。あとインクの違いによる可能性もあり(プラチナ純正BBは古典インクなので)。何にせよ「まぁ300円だし」に尽きる。

書き心地はややソフト。クッション性を感じる。SARASAっぽい。でも「プラチナの万年筆」感はちゃんとある。柔らかくてシャリシャリしてる感じ。ニブ全体で書いてる感触。字の強弱や濃淡はやや出るけど許容範囲。

同じプラチナのプレジールと互換性あり。プレジールと首軸ごと交換して使用。

ペン習字ペン(定価500円+税)

3本中最も細い字が書ける。油性ボールペン並の細さ。つゆだくフローなので純正インクを入れたらもうちょっと字が太るかもしれない(モンブラン旧BBよりPILOT純正BBの方がシャバシャバしてるので)。

書き心地はガチニブかつ「針」。同じPILOTの「HI-TEC-C」みたいな書き心地。それも0.25か0.3。「ちっこいペンポイントでガリガリ書いてます」感がすごい。でも紙に引っかかって書きづらい、ということはない不思議。この辺はさすがPILOT。ニブの当たり外れも小さい。何本か持ってるけど品質が安定してる。字の強弱や濃淡はほぼ出ない。ボールペンの字に近い。

同じPILOTのプレラ、コクーンとの互換性あり。コクーンとニブ交換して使用。

ハイエースネオ(定価税込1,080円)

一番「万年筆っぽい」書き心地。鉄ペンらしいガチニブ感。セーラー独特のシャリシャリ感。これだけ細字なので字は太め。フローはかなり良好。つゆだく。ニブの当たり外れは少ない。優等生すぎて正直あんまりこれといって書くことがない。鉄ニブだからセーラーの金ペンより硬いよ、でもセーラーっぽさはそのまま残ってるよ、って感じ。

本体デザインは一番良い。ちょっと細すぎる気がしないでもないけどこの辺は好みによる。この細さを考えると、そもそも手帳用に作られたものなのかな~と思う。

デザイン違いでハイエース ネオ クリア万年筆もある。買うならこっちの方がおすすめ。ペン芯まで透明なのでカラーインク入れると綺麗。

青墨を入れたせいかもしれないけど濃淡が出すぎる。長文になると見づらい。強弱はそれほど出ない。

 

今のところ、メインはプレピー02を使ってます。

ハイエースネオは手帳にはちょっと太く、ペン習字ペンはちょっと細すぎてしまい、プレピー02で書いた字が一番視認性が良かったのでメインにしました。

純正インク(BB)が古典インクなので耐水性の心配も少なく、カードリッジで持ち歩けるのも楽ちん。

でもコクーン軸+ペン習字ペンの組み合わせも非常に使いやすいので、プレピー02と交互に使うか、もしくはカラーインク用にしようと思っています。

なんせ、プラチナの赤インクが

 

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どう見てもピンク。

 

これはこれで可愛い色なんですが、どうしたって赤には見えないので、赤インクは別に用意せねばならんのです(´-ω-`)

まぁ無理に全部万年筆にする必要はないんですが、せっかくならね、赤字も結構使うしね。

という言い訳を元に赤インクを探す旅に出られるので、赤字用にペン習字ペン使おうかな~と ε=ε=┌(^ω^)┘ |赤インク沼

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