サラサマルチの5色ボールペン化
プレフィールの5色ホルダーが欲しかった
手帳を書く際5色で色分けして書いていたんですが、プレフィールはホルダーが最大で4色までしかなく。
やむを得ず1色分はSARASA CLIPを持ち歩いていましたが、休日などペンケースを持たない日はやはり1本で持ち歩きたい。
で、どうにか出来ないかと調べて、まずスタイルフィットとコレトに行きつきましたが、スタイルフィットはプレフィール芯との互換性が完全とは言えず、コレトはスヌーピー柄オンリーというのがネック。
そこで次に目を付けたのが、プレフィールと同じ替芯を使っているサラサマルチでした。
サラサマルチをプチ改造
サラサマルチは基本の4色(黒青赤緑)+シャープ機構となっています。
「SARASA」と書いてあるクリップのところがシャープ機構になっているので、
(ノ゚д゚)ノ"<ソイヤッ!!と力づくで引っこ抜きます。
元々抜き差しする部分ではないためか、他の部分に比べ非常に固く固定されているようです。
そのため、力は結構要りますが、根本(ペン上部側)を持ってじりじり引っ張り続けると何とか引っこ抜けます。
上が引っこ抜いたシャープ機構、下がプレフィールの替芯です。
ほぼ同じ長さではありますが、よくよく見てみると
1、2㎜程度プレフィール芯の方が長いので、同じ長さになるようにお尻をカットします。
プラスティック製ですが柔らかいのでハサミで簡単に切れます。
切った際の反動でカットした部分が盛大に飛びますので、ゴミ箱の中で切るなど注意して下さい。
カットしたプレフィール芯を、これまた力づくでシャープ機構が入っていた穴にねじ込みます。
入れる前に気持ち楕円形に押しつぶすと入りやすいかもしれません。
引っこ抜いたシャープ機構を観察しつつ、頑張って押し込んで下さい。
何とか入りました。
元々入っていた芯(黒)に比べるとちょっと短くしすぎた感はありますが、筆記には問題ありませんでした。
ノックボタン(クリップ部分)も正常に作動しています。
やってみての感想
正直なところ、
「大人しくプレフィール4色ホルダーにSARASA CLIPを持つべき」
だと思いましたw
今のところ何の問題もなく使えていますが、芯の交換時に結構な負荷をかけてしまうので、あまり頻繁には交換しない=あまり使わない色にしておいた方が良さそう。
そして頻繁に交換する程使わないのであれば、「いつか壊れるかも」と心配しながら無理に改造して使うより、素直にもう1本別に持った方が安心だなぁと。
ただ、どうしても5色まとめて1本で持ちたい時は、芯をカットする手間はあるものの「サラサマルチを5色ボールペンに出来る」ことは分かったので、お試しして良かったと思っています。
実験成功ヽ(´▽`)ノイェーイ
注意喚起:ボールペンの芯の交換方法について
わざわざ書く程のことでもないのかなぁ…?とは思いつつも、たまに「ヒイィΣ(゚д゚lll)」となる交換の仕方をする人がいるので、念のために書いてみました。
主にカスタマイズペンなどの多色・多機能ボールペン(ノック式)で芯を交換する際の注意点です。
各メーカーで案内に違いがありますが、大体まとめると以下の2つです。
- ペンから芯を引き抜く際は、ノック部分を押し込んだ状態をキープしながら引き抜く(ノック部分を押し込んだまま手を離さず引き抜く)。
- 替芯をペンに入れる際は、ノックを解除した状態できちんと奥まで挿し込む。
1については、三菱鉛筆の公式HPに写真付きで解説がありました。
多色・多機能タイプの替芯の交換方法 | ボールペン | 芯やインクを補充・交換したい | お客様相談室 | 三菱鉛筆株式会社
ノック部分を押し込まずに芯を引き抜いて、反動で「バチーン!」とバネの音を響かせている人を結構見るもので…(lll´ω`)
バネの痛みも早くなりますし、酷い時は反動でノックボタンが壊れたり外に飛び出したりすることもありますので、交換の際には是非ご注意頂ければと。
特にBicの油性4色ボールペンでこれをやると、ノックボタンが簡単に外に飛び出しますので要注意です。
(実はそこを利用してボタンごと色交換したりもしてますが、本来はあまり良くない行為ですw)
ちょっとしたひと手間は、確かに一瞬面倒に感じるかもしれませんが、そのちょっとの手間をかけることで愛用のペンが長持ちするなら、その方が絶対に良いと思うのです。
特に文房具好きなら、お気に入りのペンが壊れるショックは結構なモノだと思うので、ちょっとしたことで少しでも回避できるなら…と書いてみました。